夜は配達パートナーがドッと増える…
Uber Eats の配達業務をしていると良く思う事です。
昼間は本業をしていて、夜、副業として配達をしているんだろうなという方が本当に一気に増えます。
中には副業をしていることがバレたくないからという理由でUber Eats を選ぶ方も居るようです。
ただ、バレない副業としてUber Eats の配達パートナーという仕事を選ぶというのはあまり賢明じゃない気がします。
どうしてもバレたくないと思われるなら、Uber Eats の配達パートナーは選ばないほうが良いし、事情によっては副業そのものをやらないほうが長い目で見ると良いようにも思います。
ではなぜUber Eats の配達パートナーは副業としてあまりオススメできないのかというのを、現役配達パートナーとしてお答えさせていただきます。
バレない副業を見つけるのが難しい理由
バレにくい副業をしたい。
とても簡単に実現できそうで、現実的には結構難易度が高い願望でもあります。
それは次のような”副業がバレる理由”が当てはまるバイトが多いからです。
仕事をしているところを見られてバレる
注文者様として対応した相手が本業の関係者だったからバレる。
仕事をしている姿を見られてバレる。
こういう”見つかりバレ”というリスクが副業には必ずつきまといます。
誰にもバレない所で仕事をしているつもりでも、出入りしている姿を見られるリスク、副業先に共通の知人がいてバレるリスクもありますから、見られてバレるという可能性は常につきまといます。
自分からバラしてしまう自滅タイプ
「ここだけの話…副業をしてるんだよ」と知人や友人に言ったことでバレるというパターンもあります。
また、お金に余裕ができて、身なりや行動が変わったことでバレるというケースもあります。
壁に耳あり障子に目ありと言うように、いつどこで誰が見ていて、誰が聴いているのかわかりませんし、人間、お金に余裕がでれば行動や思考が変わるのは当然です。
その結果、副業をしていることがバレるということがあります。
税務処理でバレる
副業で稼いだら、その金額によっては確定申告の義務が発生します。
その確定申告によって税務処理にも変化が生じ、それによって本業にもバレるというケースがあります。
これを防ぐ方法は、2つしかありません。
- 確定申告をしない
- 稼ぎすぎない
この2つですが、お分かりのように1点目は違法ですからアウトです。
残される「稼ぎすぎない」という選択肢が現実的ですが、副業をする方からすれば副業をする理由は稼ぎたいという動機が主でしょうから、この2点目も難易度が高い条件です。
ゆえに税務処理関係からバレるというのが意外と多いパターンです。
バレずに副業をするには…
副業がバレないようにするにはどうすれば良いのか…
単純に、バレる理由の正反対を意識することがもっとも確実で効果的です。
さきほど挙げたバレる理由の正反対となりますと、次のようなことを意識出来ればバレずに副業ができるということになります。
人との接点が極端に少ない仕事を選ぶ
人との接点が極端に少ない仕事を選ぶことで、見られてバレるというリスクを減らすことはできます。
WEB上で仕事が完結するような仕事、例えば、プログラマーとかWEBライターなどでしたら、人との接点は極端に少なくて済みます。
自分からは何も変えない
副業をして生活にゆとりが出来たとしても、何も変えない。
発言内容1つ1つに、以前と違うと感じさせないようにすることで、自爆バレを防ぐことがバレずに副業をするための2つめのポイントになります。
ただ、これは結構大変です。
今まで無意識、無自覚にしていたことと意識的、自覚的にやるというのはそう簡単なことではないためです。
稼がない
稼ぎすぎると確定申告の義務が発生しますので、年間20万円内に抑えるようにする。
月額換算で1万2千円強で抑えるという感覚です。
副業をしたいと思っているのに、月額1万2千円強以上稼ぐなというのは矛盾のようなものがありますが、税務処理でのバレを完全に防ぐには稼ぎすぎないことが鉄則です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの仕事は意外とバレやすい
バレずに副業をすることが意外と難しいということは、もう十分に伝わったと思います。
Uber Eats の配達パートナーの仕事を副業として選ぶ方が増えていますが、バレたくないと思われているのなら次のような理由から意外と不向きな仕事です。
配達途中を見られるリスク
配達の仕事ですから、乗り物を運転している時間が大半です。
その乗り物は自転車や原付バイクなどがほとんどですので、ずっと顔をさらして公道を走っていることになります。
その途中、どこで誰に会うのか予想はできません。
意外なところで見られていた…なんてザラにあります。
色々なお店に伺うリスク
料理を取りにお店に行くと、大抵のお店にはそのお店のお客様がいらっしゃいます。
そのお店にいるお客様の中に知り合いがいる可能性はゼロではありませんし、事前に把握することもほぼ不可能です。
例えば、マクドナルドのような色々な人が多く来店するようなお店で、そのお店にいるお客の中に知り合いがいないかどうかを完全に把握するなんて不可能ですしね。
色々なお宅に配達するリスク
受け取った料理をどこに届けるのかは、ある程度(地番までの住所)事前に把握できますが、それが誰の家かなどはそこに到着するまでわかりません。
偶然友達の家に届ける事になった、偶然会社に知り合いに届けたなんてことはよくある話です。
意外と稼げてしまうリスク
Uber Eats の配達パートナーに限らず、フードデリバリーの仕事はそこそこ稼げてしまいます。
意外と稼げますから税務関係の処理や対応は不可欠になりますから、そこでバレるリスクはあります。
まとめ
バレたくないけど、副業をしたい。
そんな想いを持っている人はたくさんいると思います。
でも、現実としてとても難易度が高い願望でもあると思うのです。
もし「バレたくないけど副業はしたい…Uber Eats の配達パートナーならそれが可能なのでは?」と思われているのなら、それは誤解ですよというのが一配達パートナーとしてご意見させていただきます。
この仕事は、バレにくいどころか、バレるリスク満載な仕事だと言ってもいい仕事です。
だから、どうしても副業をしていることがバレたくないと思われているのなら、他の選択肢を検討されてみることをオススメします。
その上で1点提案をさせていただくと、副業に対して求める条件を少し緩めることができないかを考えてみてください。
例えばバレてもいいと割り切ってしまい、その上で、融通が利いて気ままに稼げる仕事は…となると、Uber Eats の配達パートナーのような仕事は最高の副業になってくれます。
副業に求める条件、優先順位を一度見直してみることをオススメします。