Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー
今非常に多くの方が興味や関心を持っておられて、そして、どんどん登録者も増えています。
僕が登録をしてから3年以上が経過しましたが、その当時と比べると10倍近くの配達パートナーが登録していると実感しています。
そんなUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーについて。
- どんな仕事なの?
- どういう報酬システム?
- 何が必要?
- 登録するには?
- 安全に稼働するには?
などを中心に説明をさせていただきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとは?
飲食店に入ったデリバリーの注文。
その商品を受け取り、注文者様の元へ届ける仕事です(フードデリバリーと言います)。
具体的な流れは公式ページをご覧いただくほうがわかりやすいと思いますので、そちらをご覧ください。
フードデリバリーのような働き方は広く一般的にはギグワーカーと呼ばれています。
ギグワークとは
ギグワーカー(英: Gig worker)は、独立業務請負人(独立請負業者、インディペンデントコントラクター、英: indenendent contractor; IC)、オンラインプラットフォーム労働者(英: online platform worker)、契約事務所労働者(英: contract firm worker)、オンコール労働者(英: on-call worker)、および臨時労働者(英: temporary worker)] の総称。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーのメリット
Uber Eats の配達パートナーという仕事にはどのようなメリットがあるのか。
配達パートナーとしての経験も踏まえて代表的なものを紹介させていただきます。
ノルマがない
Uber Eats にはノルマは一切ありません。
ノルマがありませんから、自分のペースで仕事をすることができます。
1日中、できるだけ多くの件数をこなそうと頑張っても良し、数件だけで終わっても1件で終わってもOKです。
シフトがないので時間は自由
Uber Eats にはシフトがありません。
Uber Eats が営業している時間内なら、いつスタートして、いつ終わってもOK!
イレギュラーな予定が入りやすいという方でも自由に仕事することができます。
時間に縛られる仕事ではありませんから、時間を自由に使うことができます。
人間関係がほぼゼロ
仕事には人間関係が付き物ではありますが、その人間関係がほぼゼロなのがUber Eats の配達パートナーの仕事です。
上司や部下は存在しません。
飲食店の方や届け先の注文者様との接点はありますが、事務的な会話だけで十分に成立します。
コミュニケーションが苦手な人でもできる仕事です。
(もちろん、話すのが好きな人は人間関係を広げやすい仕事でもあります)
それでも出会いには恵まれていたりもします
人間関係に縛られないのがこの仕事のメリットではありますが、反面、意外と出会いが多いのもこの仕事の特徴でもあります。
配達員仲間、お客さん、お店の人等々…出会いと呼べるものがあちこちに落ちている仕事でもありますので、この仕事を通した出会いから人生が変わった人が多くいます。
配達員同士で結婚しましたという話は本当によく聞きます。
仕事をスタートさせるハードルがとことん低い!
Uber Eats の配達パートナーの登録条件はとことん低いという特徴があります。
年齢は不問(18歳以降)、学歴も不問、登録完了したらその瞬間から稼働可能です。
外国籍の方やバイクで稼働する方には、確認事項が増えますが、それでも非常に簡単です。
圧倒的に登録のハードルが低い仕事ですから、誰でも参加することができる仕事です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーのデメリット・リスク
Uber Eats の配達パートナー
という仕事にもデメリットやリスクは存在しています。
そのデメリットやリスクを理解して、上手に避ける。
これはどの仕事をする上でも大切なことだと思います。
では、どのようなデメリットやリスクがあるのかを紹介させていただきます。
事故のリスクがある
主に自転車やバイク、軽自動車などの乗り物を使って配達する仕事ですから、どうしても交通事故のリスクは背中合わせになっています。
僕も自身の不注意でUber Eats で配達中に事故をした事がありますので、その危険性を身をもって痛感しています。
事故をしないための安全運転はもちろんのこと、保険に加入したり、事故時のダメージを軽減する装備を揃えるなどがとても大切になってきます。
収入が不安定
生活ができるの?と思われる方も少なからずいますが、生活するレベルの収入を配達員の仕事を通して得ることはできます。
ただどうしても収入が安定しにくいという側面があります。
真夏や真冬などの繁忙期は時間を投じれば投じた分だけ稼げると言っても過言ではありません。でも、春先や秋などの閑散期は不安になるほど稼げない時があります。
個人事業主とはそういうものだと割り切れればまったく問題はないのですが、安定した収入を求める気持ちが強い方には大きなマイナスだと思います。
世間の評判がそれほど良くない
残念ながらフードデリバリーという仕事の世間からの評判はあまりよくありません。
中には底辺の仕事とだと揶揄する方もいますので、主婦の方がこの仕事をするに際して家族の理解がとても重要になってきたりもします。
配達先での事件リスクもある
配達先で何らかの事件に遭遇するリスクがあります。
例えば、女性配達員は部屋に連れ込もうとするお客様に遭遇したりすることもありますので、そういった事件リスクが常に存在している仕事でもありますので、女性が選ぶには防犯対策がとても大切になってきます。
自己解決力がやや求められる
人間関係がほぼ存在しない仕事ですし、それでも十分に成立する仕事です。
それが良い部分でもありながら、だからこそ、わからない事があった時にどうすればいいのか・・・という所でつまづきやすいという難点もあります。
サポートに質問したり、助けを求めたり、ネットで調べたりで解決できる問題ばかりですが、それらを駆使して解決に導く自己解決力が少しだけ求められます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーについて
Uber Eats の配達パートナーになるまえに、事前に確認しておきたいポイントを紹介いたします。
Uber Eats(ウーバーイーツ) 公式ページをご覧いただければ書かれている内容ではありますが、要点だけをかいつまんで紹介させていただきます。
登録対象条件を満たしているか
Uber Eats の配達パートナーの登録条件を満たしているのかがまず1点目です。
- 18歳以上
- 日本国籍
であれば、性別学歴不問で登録できます。
外国籍の場合
外国籍の片も登録は可能ですが、労働資格の有無のチェックやご本人を対面で確認するなど、登録条件が少しだけ厳しくなります。
あなたの対象エリアはUber Eats(ウーバーイーツ)のサービス提供範囲内?
- あなたが稼働をご検討している地域で、Uber Eats がサービスを提供しているか
もしくは
- あなたが移動できる範囲内にUber Eats がサービスを提供しているのか
をチェックしておきましょう
登録はしたけどUber Eats を提供している地域が近所にない…となりますと1円も稼ぐことはできませんので。
乗り物はどれにするのか
Uber Eats の配達パートナーは主に以下の乗り物を使って配達を行うことになります。
- 自転車(ロードバイク・クロスバイク・電動自転車・ママチャリ)
- 原付バイク(125cc以下)
- 軽貨物車両、軽自動車または125cc超のバイクバイク
乗り物によっての良し悪しや稼ぎやすさなどがありますので、どんな乗り物を使って配達業務を行うのかを自分なりに決めておきましょう。
働き方を決める
Uber Eats の配達パートナーは、バイトやパートではなくてUber Eats と提携するパートナーという関係性の仕事である。
これが大前提なのですが、その上で、Uber Eats の配達パートナーという仕事を本業にするのか、Uber Eats の配達パートナーという仕事を副業にするのか。
そこも決めておいたほうが良いかと思います。
スタートに必要な持ち物
Uber Eats の配達パートナーとしてスタートする上で、乗り物以外にも最低限必要な次のような装備を揃えなくてはいけません。
- 配達に使う保温性のあるバッグ
厳密には最低限、これだけを用意すればOKです。
プラスして乗り物に応じて次のようなアイテムも必要となります。
- スマホスタンド
- ヘルメット
さらに安全性を高めて、清潔感を出し、身体的負担を減らすためのアイテムを取り入れていくということも稼働を続けていく上では大切ですが、必須と言えるのは上記3点です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの収入について
肝心な収入面ですが、十分に期待に応えられるだけのものを得られるというのが僕の経験から言えることです。
やればやるほど稼げる
成果報酬型の仕事ですので、基本は1件当たりいくらで稼ぐ仕事です。
ただ、一定の期間内で件数を積み重ねるとクエストという報酬が発生したり、昼ご飯や夜ごはん時は1件当たりの配達報酬が高くなったりとプラスアルファで稼げる要因も設定されています。
僕のUber Eats の収入を時給換算すると1,200円前後にはなっています。
また生活できるレベルには稼げることが厚労省の調査でも明らかになっています。
報酬は時間、地域、プロモーションによって異なりますが、僕自身多い時は(2021年10月11日の週)に大阪で原付バイクでの稼働で週10万円を稼ぎました。
時間を投下してシッカリと取り組めば稼げます。
大きく稼ぐのは難しいかもしれません
このビジネスが大きく注目される前は実はとっても稼げました。
1か月100万円オーバー、ごくまれに月に200万円稼ぐなんて人も居ましたが、今はそういう人の数はどんどん減っていています。
一時期は当たり前にいた1か月50万円プレーヤーは今はグンと減りましたし、本業としている人の中央値は30万円から40万円というところだと思います。
この数字がこれから益々下がる可能性はありますが、また盛り返して稼げる時代が来ることはもうないとも思います。
そういう意味ではあまり長期的にやるべき仕事でもないとも思います。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーに登録するには?
Uber Eats の配達パートナーに登録するのはとても簡単です。
Uber Eats の公式サイトにアクセスし、必要事項を記入して登録する。(仮登録)
その後、審査に必要な書類の写メのアップロードを求められますから、それをアップロードして審査結果を待つのみです。
登録内容に不備がなければ、数日内にアカウントが有効となり、あなたも配達パートナーとして働くことができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーを続ける上で
Uber Eats の配達パートナーを続けていく上で、知識として、また対応として欠かせないものが2つあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとしての保険
稼働中には常に事故のリスクが存在しています。
その事故で大きく役立つのが次のような保険です。
- Uber Eats の用意されている保険
- 業務中の事故にも使える任意保険
どのような保険が使えるのか、また、自身のために事故時に使える保険に加入しておくということも配達パートナーを続ける上でとても大切になってきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとしての税務
Uber Eats の配達パートナーはパートやバイトでもなく、従業員でもありませんから、自身で税務の対応をしなければいけません。
稼いだ額によりますが、おそらくほぼすべての配達パートナーに不可欠になるのが確定申告です。
確定申告をしなければいけないのだという前提で、日ごろの収支の管理をしていくことが実は結構重要です。
さいごに
Uber Eats の配達パートナーを始める上で、知っておきたいことを中心に取り上げさせていただきました。
全てを完璧に把握する必要はありません。
事実、何もよくわからないまま始めた私自身が3年以上重視していますが、何も知らなくても何も問題はありません。
ただ、頭の片隅に置いておくだけでも今後どこかで役立つはずですし、無駄な出費も減るはずだと思い書かせてもらいました。
是非参考にしてみて頂ければ嬉しく思います。