痩せたい
そんな想いからウーバーイーツで配達員をしている方も少なくありません。
僕のツイッターのフォロワーさんを見ていると、女性にはダイエット目的の方が多い印象です。
では、実際に痩せるのか・・・。
2年以上ウーバーイーツの配達員を見てきている僕の経験からすると…”人によります”!
そりゃそやろ!!ってツッコミの声しか聞こえませんが、実際にそうなんです。
配達員を始めてから太ったって人も少なからずいるぐらいですから。
でも、ダイエットを意識している方には是非ウーバーイーツの配達員という仕事を試してみてほしいなとも思うのです。
それはなぜなのか。
ウーバーイーツの配達員という仕事を2年以上、合計7,000件の配達をこなしてきた経験も踏まえてあれこれと書かせていただきます。
ウーバーイーツ配達員がダイエットに良いとされる理由
ウーバーイーツ配達員という仕事とダイエット。
この2つが結びつくのは、その仕事スタイルから連想するものが大きいと思うのです。
自転車配達のイメージがダイエットを連想させている
ウーバーイーツの配達員という仕事、イメージするのは四角いバッグを背負って自転車で配達している姿なのではないでしょうか?
実際に僕もそのスタイルで配達をしていますが、自転車をこいでいるという姿がスポーティかつ運動量が多いと言うイメージに繋がっていると思います。
事実、1日で100キロ以上を走破する強者も少なからずいますので、あながち間違いでもありませんしね。
では、みんながみんなどんどん痩せているのかというと・・・そうでもありません。
自転車も今は電動自転車勢が増えてきています
自転車での配達と言えども、電動自転車であることが多いのが現状です。
ママチャリのような100%人力の自転車を使う勢はどんどん減ってきています。
自転車だから大変だよね…と思われるかもしれませんが、電動自転車だと想像以上に快適にラクチンに配達できますので、走行距離は長くてもそれほどカロリーは消費していないということもダイエット効果が期待できない一因でもあります。
ウーバーイーツ配達員のダイエット効果の現実
ウーバーイーツの配達員という仕事を通してダイエットを成功している人が続出している・・・わけでもないのには、次のような理由があるからというのが、僕が多くの配達員を見てきて思う事です。
消費カロリーをコントロールするようになってくる
配達員としてのスキルが上達すればするほど、消費カロリーを増やさないように稼働できるようになってきます。
消費カロリーが大きいままでは疲労がたまって件数を積み上げることができなくなるため、消費カロリーを減らしつつ件数を積むための工夫を自然に取り入れるためです。
結果、疲れはマシになっていくのですが、運動量も比例して落ちていくので、それほどダイエット効果は得られなくなります。
ご飯がおいしくなる
身体を動かす仕事ですから、とてもお腹が減ります。
そのため、一日頑張った自分のご褒美として最後に食べたい食べ物を食べるという方は少なくありません。
この稼働後の一食をどれだけ我慢できるのかが痩せられるかどうかの分岐点なのですが、頑張ったご褒美としてシッカリと食べたいという欲求は強敵です。
ウーバーイーツの配達業務”だけ”は限界がある
上記のような理由も踏まえて、どうしてもウーバーイーツの配達業務”だけ”で痩せるのは難しい部分があります。
筋トレをする、食事制限をする。
その基本を徹底している上で、筋トレを兼ねるつもりでウーバーイーツの配達員業務を実践するなら効果はあると思います。
ただ、食事は自由気まま、筋トレなどはしていない…これではなかなか痩せることはありません。
ダイエット目的でウーバーイーツ配達員を始める時のポイント
ダイエット目的でウーバーイーツの配達員をスタートしても、残念ながら必ず痩せるわけではありません・・・。
ダイエット目的でスタートしたのに太ってしまったという方も少なからずいますので、闇雲に配達員を始めてみようという考え方はあまりお勧めできません。
ただ、次のようなことを意識することができるのなら、ダイエット目的で配達員をスタートするのは全然アリだと思うのです。
ダイエットの長期的計画のもとにスタートさせる
ダイエットにつながる行動が配達員業務だけでは、なかなか望む結果は出ません。
大切なのは、配達員業務をダイエットの一部とする意識を持つことです。
しっかりとしたダイエット計画を建てて、その一部として配達員という仕事を入れることをオススメします。
ダイエットの長期計画に大切な1つの視点
ダイエットを成功させている方の話を聞いていると、「何も特別なことはしていない、当たり前のことをしているだけ」と口をそろえていいますが、よくよく聞くと、大抵の場合は”当たり前”の内容が違うのです。
食事を管理して、運動をする。
これを当たり前だと思っているから、その体型なのです。
つまり、そういう生活が習慣として体に染みついているから、その体型を維持できているのです。
その習慣作りの一環として、ウーバーイーツ配達員を取り入れるという意識を持つと成功しやすくなります。
運動の習慣化としてウーバーイーツ配達員は非常に優秀
ウーバーイーツの配達員という仕事は、身体を動かす業務です。
つまり運動をしている事になります。
しかも、運動をした上でお金(報酬)までもらえます。
(社会人になると、運動をするとお金を支払わなければいけないのが常識ですが、ウーバーイーツの配達員になると、運動をしてお金が貰えるなんてすごいですよね)
新しい習慣を作るには、”新しい習慣”を実行した後に”報酬”を設けることが重要だと言います。
つまり、運動を習慣化させる上でウーバーイーツの配達員という仕事はうってつけなんです。
まず運動を習慣化させる。
そこに成功すれば、あとは食事の管理と運動の内容の見直しでダイエット効果を実感できるようになります。
つまり・・・
ウーバーイーツの配達員をダイエット目的でスタートさせている方は多くいます。
ただ、残念ながらダイエット効果を実感できていない人もいますし、中には運動をしてお腹がすき、ご飯が美味しくなり…というおでぶサイクルに乗ってしまったため太ってしまったという方もいます。
しかし、ダイエット効果を実感できている方が居るのも事実です。
では、何が違うのか。
ダイエットにつながる生活を徹底できているのかどうかにあるようです。
ウーバーイーツの配達員で運動をするし、トレーニングジムにも行くし、食事もカロリー計算を意識して、必要最低限に抑えている。
そういう方がダイエットを成功させているように感じます。
ウーバーイーツの配達員という仕事だけで痩せようとはしていないのです。
とはいえ、いきなりその生活を自身に強いるというのはストレスが半端なく、継続できないどころか、ストレスから生活が荒れてしまう懸念もあります。
そこでお勧めしたいのが、運動習慣を取り入れるつもりでウーバーイーツ配達員をやるということです。
例えば、平日に2時間だけ稼働すると決めたとします。
これだけでも1日2,000ぐらいの稼ぎにはなります。積み重ねれば月に4万円ぐらいの副収入になります。
その報酬をご褒美にして、運動する習慣を身に着けていきます。
運動をすることが当たり前だと感じるようになったら、次は週に1回はトレーニングジムで筋トレをするなどの運動内容を変えたり、食事をヘルシーなものへと変えていく。
生活を少しずつ変化させていくことで、痩せやすい体と痩せやすい環境を作り上げていく。
そんな長期的目線、長期的計画を抱えてスタートしてみることをオススメします。
健康になり、見た目は贅肉が落ちたけど、懐は太るという循環を起こせれば、病みつきになりますよ。
今からスタートすれば、1年後の今日にはスッカリと体型も経済状況も変わったあなたになっていると思いますし、そこを目指して一歩踏み出しましょうよ。